📝 設定ファイル解説：config.js

設定ファイル詳説：ログコマンド設定

config.js 設定例

    /**
     * ---------------------------------------------------------------
     * ログコマンド設定
     * ---------------------------------------------------------------
     */
    logs: {
        https: [
            ['/var/log/httpd/ssl_request_log', ['-cS', 'apache']],
            ['/var/log/httpd/ssl_error_log', ['-cS', 'apache_errors']],
        ],
        http: [
            ['/var/log/httpd/access_log', ['-cS', 'apache']],
            ['/var/log/httpd/error_log', ['-cS', 'apache_errors']],
        ],
        db: [
            ['/var/log/mysql/query.log', ['-ci', 'green']],
        ],
        app: [
            ['/var/log/https/slime/logs/app.log', ['-ci', 'yellow']],
        ],
    },

logs

コマンド lamp logs を実行するとこの設定で定義されたファイルが MultiTail によってコンソール上にログを表示＆追記を監視します。

上記設定のフォーマットは以下の通りです。

    logs: {
       (グループ名A): [
            ['(ファイルパス1)', (MultiTailへ渡すオプション引数1)],
            ['(ファイルパス2)', (MultiTailへ渡すオプション引数2)],
            ...
        ],
       (グループ名B): [
            ['(ファイルパス3)', (MultiTailへ渡すオプション引数3)],
            ...
        ...
 

グループはログリストをひとまとめにするもので、グループ名はコマンドから選択する際のヒントとなるものです。
例えば冒頭の例で言うと、

$ lamp logs http

とすると http グループで指定した２ファイルの中身を表示＆監視します。

$ lamp logs http app

とすると http と app グループで指定したファイルが、画面を縦にスプリットされ表示されます。 また、グループ指定なし lamp logs を打つと、一番最初のグループのみ表示されます。

仕組み

オプション引数も含め、設定された値を以下のようなフォーマットで構成して単純に MultiTail へ渡しているだけです。 ※詳細なオプションは MultiTail 公式サイトを御覧ください。

multitail -s (縦分割数) (MultiTailへ渡すオプション引数1) (ファイルパス1) (MultiTailへ渡すオプション引数2) (ファイルパス2) ...

例えば冒頭の例で言うとこうなります。

multitail -s 2 -cS apache /var/log/httpd/access_log -cS apache_errors -I /var/log/httpd/error_log -ci green /var/log/mysql/query.log

※ Multitail 用に Apacheエラーログフォーマットの定義を追加しておきました。 MultiTailへ渡すオプションにて ['-cS', 'apache_errors'] として利用可能です。